欲望に振り回されて生きていきたい

欲望というものは、有り過ぎると身を滅ぼすのだが、なさ過ぎるよりかは人生に彩りをもたらすんだと思う。

一切無欲であるから、一日中ただ天井を眺めているだけで過ごしました。というエピソードを聞かされても何も面白くはない。

逆に、欲望にまみれた結果、会社を倒産させちゃいました!みたいな失敗談は愛される。それに挑戦心と行動力のある人間は評価される。

確かに欲望というのはバランスよく保持していないと加速のし過ぎで事故が起こるし、周りにも迷惑が掛かるのだが、ないよりかはあった方が絶対に魅力的に見える。

基本的に、極端にない場合と極端になる場合のどっちが良いか?という質問は馬鹿馬鹿しくて好きではないのだが、この場合に限っては欲望はないよりかはあった方が良い。

有り余る欲望が、失敗によって丁度良くすり減っていって、将来的にバランスの良い欲望量で成功を獲得していくパターンがいいのではないだろうか。

まるでない欲望を増加させるというのは難しい。無い袖は振れないのである。

有り余る欲望は、余分な分だけ世間や環境が勝手に削り取ってくれるから、生き延びる限りはいずれ調整される。周囲が無意識的に手伝ってくれるのである。

しかし無い欲望を増やす為には、基本的に自分で努力をせねばならない。テレビCMなんかは欲望増幅装置なのだが、それは広告主にとって都合の良い欲望であるから、そこで増幅されてもあんまり良い結果にはなりにくい。

それに欲がない人間は「欲を増やしたいという欲望」すらも少ないので、全然広がりがないのである。

そういう訳であるから、できることならば欲望に振り回されて生きたいのである。

欲望があるということは、この世に魅力的な物事がたくさんあるという証拠なのだから。

欲望があり続けるということは、世界に魅力があり続けるということなのだから、そっちの方が良いだろう。

アドセンス
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スマリッジ
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