自粛要請を素直に従うから、国は責任を取らないし、命令をしないし、飲食店は困り果てる。

自粛要請は命令ではなくお願い

「自粛要請」というのは命令ではない。お願いである。
国としては責任を取らないで済むらしい。
それでいて国民をある程度コントロールできるのだから便利なモノだ。

責任は取りたくないけど、コントロールはしたい。
責任を取らなければいけない局面が社会にとっては多いけれど、誰だってできることならば責任は取りたくないのである。
国だってそうである。

だから、今回の「自粛要請」である。

国に対する評価として卑怯と感じることは自由である。
だが、命令ではなく「責任が不要の要請」で皆が言うことを聞いてくれるのであれば、そっちの方がお得なんだから、まぁそれはそっちにするよね、というのも当然の帰結である。

だから、要請じゃなくで命令させたいのであれば、要請はガン無視を決め込むのが正しいのである。

100円で販売している商品を、誰が好き好んで1万円で買おうとするのか?
1万円で売りたいのならば、100円では売ってはいけないのである。

特攻と買い溜め

とは言っても、現状のスーパーのすっからかん具合を見ると、世間の方々は要請にすんなり応じて買い溜めに専念しているのである。案外、今の時代でも、「お国の為に戦争に行って特攻して死んできなさい」という命令を出せば、皆すんなりと応じてしまうのではないだろうか。

「特攻はお国の為だが、今回の買い溜めは自分の為だから話が全然違う」という意見もあるだろうが、テレビの情報や偉い人の情報を鵜呑みにして短絡的な行動を取ってしまうという点で同じであるから、「お国の為に頑張ることこそが自分の為になる」という情報を時間を掛けて流布すれば、同じことになるのではないだろうか。

まぁ、それは偉い人々が勝手に考えて勝手に実行したりしなかったりすれば良い。私は知らんし、聞かん。

貯蓄と待遇とブラック企業

それはともかく、飲食店の人達は本当に災難だなぁと思う。
国は責任を取らん癖に、補填もしない癖に、外へ出るな、集まるな、言うから飲食店もすっからかんである。

売れ過ぎてすっからかんならまだ生き残りの道は見えるけれど、売れなくてすっからかんはシャレにならんのである。

この件で、飲食店の人達が被害を訴えると、「こういう時の為に日頃から貯金しとけ!」とかほざくのであるが、日頃から貯金することに専念すると、どうしでも従業員の待遇を悪くせざるを得ないので、今度はブラック企業呼ばわりされるのである。

「待遇が良くて、貯蓄が十分にあって、サービスの良い」なんてのは絵に描いた餅である。そんなものは天才かつ人徳のある人達が経営する一握りの存在である。

まぁ、ただ単純に文句を言いたいという欲望があって、そこに正義や倫理を付け足しているだけの人々の意見に耳を貸すのがそもそも間違っているのだろう。

ヤバい時には素直に助けを求めるのが正しい。

アドセンス
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スマリッジ
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