マクロを満たした上でミクロを追求するのが正しい姿

熱しやすく冷めやすい性質を持った人間がいる。ハマりやすく、飽きやすい性格というのは確かに何かを極める事には適していない性格かもしれない。だが、それでもオールラウンドに凡人以上に経験が多い分野を持っているというのは絶対的な強みである。

プロには絶対に勝てないが、凡人にはほとんど勝てる。1つの分野を極めている人間は世の中にはちらほら存在するけれど、複数の分野を極める人なんて稀である。だからプロフェッショナルな能力を持っている人間でも、その分野を離れてしまえば凡人であり、オールラウンダーには勝てないということになる。

「熱しやすく冷めやすい性質を持った人間」は一つの分野で徹底的に戦うのならば、あんまり軍配が上がらないけれど、様々なジャンルの要素を駆使する系の戦場ならば常勝するんじゃないだろうか。

まぁ、何事も適材適所って奴である。飽きやすいけどハマりやすいのならば何の問題もない。というかサイクルが速いのならば大概強い。

熱しにくく冷めにくい。というのが世間に多く存在するプロフェッショナルの姿なのだろうか?
何であれ、冷めにくいという性質は不可欠だろう。

だが、「熱しやすく冷めにくい」のか「熱しにくく冷めにくい」のかは、正直、よく分からない。何故ならば、プロフェッショナルがプロフェッショナルである姿を見ている時というのは、その分野に冷めていない時であるからである。どういう経緯でその人がそこで戦っているかなんて私は知らない。

何かに夢中になるのは速いのが良いのか、それとも多少の吟味は必要なのか、というのはさっぱり分からないのである。

夢中になるのが速ければ、型にはまった時にはきっと、やり続けた時間が長くなるのだから強いだろう。
吟味を行うことに労力を掛けたのならば、自分と相性の悪い分野に遭遇して熱中してしまい結果が出せないというリスクが避けられるから、成功しやすいだろう。

だが、理論上一番強いのは、相性の良い分野に若い頃から夢中になり、できる限り熱中し続けることであろう。つまり、その場合、ジャンルの吟味はできない。ジャンルの吟味の時間をゼロにまでは減らせない。

よって、あるジャンルで一番強い人間を作り出すためには、できる限り若く、冷めにくい人間に対して、合う合わないを考慮しないで熱中させ続けることである。この場合、相性の悪い人間については全くの徒労を強いるという鬼の所業を行わなければならない。

結論としては、最強の個体を生み出すためには、何も考えずに、若い内から大量の人間をその分野に突っ込めば良いということである。

だから何だって言うバカな結論である。

そんな阿呆な事をやったら他の分野がガタガタになって国単位で見ればボロ負け必至である。ミクロ的な観点だけを持って成功を追求する奴は、マクロ的に考えると途方も無い阿呆だって事である。

マクロにそぐわないミクロは害悪である。

マクロを満たした上でミクロを追求するのが正しい姿である。

最終目標をぶん投げて努力目標で満点を取る人間は馬鹿という話である。

アドセンス
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スマリッジ
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