やる気が出ない理由は、成果を発表する器が存在しないから。SNSやサイトに匿名で成果を投稿しよう。

器を用意しないと水は入らない。

何か新しい技術を身に着けたいと思った時に、まずやるべきことは器を用意することだ。

器とは「成果を発表する環境」のことである。これをやらないから、やる気も起きないし継続もできない。成果は上がらない。

当然と言えば当然なのである。自分の成果を出す対象がなければ水を運ぶ気力が湧く訳がない。いつまでも自分の脳内だけに情報を溜め込んでいても意味がないことを人間は本能的に感じてしまって、努力を辞めてしまうのである。

だからこそ、ライバルだったり、サークルだったり、部活だったり、仕事だったり、そういう自己の成果が発表できる環境に属すると、否が応でも技術は身につくのである。

勿論、周囲からの同調圧力という側面があることは否定しないけれど、それでも自分の能力というものを誰かを通してフィードバックできるということも重要なのである。要は、何かに対して自分が今迄蓄積してきた能力を打ち込んでみたいのである。

だから、器を用意することが大事という訳だ。

そんなのはきっと多くの人は分かりきっているのではないだろうか?分かりきっているけれど、そうそう気軽にどこかのグループに入るということはしない。何故ならエネルギーを非常に多く使うし、もしもあんまり良くないグループだった時に抜けるコストも掛かることを無意識の内に計算してしまうからだ。

普通の人はそんなに度胸がないし、エネルギーも多くはない。だが常に何かしら現状に不満を抱えていて、できることならばそれを変えたいと思っている。

そういう人間に対しての解決策は、そういう人間に相応しい器を用意すれば良い、という単純な話である。

じゃあ、普通の人にとっての相応しい器。気軽に使用できる器とは何か?

となると、これは記録しかない。スポーツの練習ならば、ビデオカメラで自分の練習風景を撮影して確認してみる。楽器の練習でも同様に撮影する。イラストの練習ならば、匿名のSNSやサイトに投稿してみる。文章ならば、ブログサイトを作成して公開する。

自分のやった事を何かしらの媒体に記録し、できる限りリスクを最小限にした上で公開する。これが器になる。成果を発表したことになる。
小さいけれど立派な器となるので、練習の効率も、モチベーションも遥かに上昇するのである。

やる気がないという悩みを持つ人は多いけれど、案外やる気を発揮する場所がないからこそ、やる気が自然消滅しているだけかもしれない。

成果の発表。これが成長とやる気を促すポイントとなる。