一欄のラーメンを食べてきた!

ラーメンを食べてきた。

一蘭のラーメンである。

なぜか、あのラーメンは無性に食べたくなる時があるのである。

明確な理由も理解していないまま、とりあえず一蘭まで足を運ぶと、お昼時でもないのに人がわんさか並んでいるのである。

どうにも一蘭のラーメンが食べたいと思っているのは私だけではないようで、ぞろぞろと若い人からお年寄りまで、男女問わずに列を成している。

要するに性別年齢を選ばすに人気を得ている店なのである。

だからこそ、これだけ並ぶのであるが。

基本的に私は並ぶのが嫌いであるが、それでもここのラーメンは食べたいし、「せっかくここまで来てしまったんだから、もう並ぶしかない!」なんて気分だったので、並ぶことにした。

まぁさすがにピークは過ぎていたので、大した時間は掛からなかった。

替え玉と半ライスを注文してお腹一杯になった所で満足したので、考える暇ができた。

人間腹が減ってはまともに考える気も失せるのである。

どうして一蘭が人気なのか?

やっぱり自分が好むことについては、ちゃんと理由を解析して応用できる段階にまで昇華させておく必要があると思うのである。

その作業を済ませておけば、将来的に自分が尋ねる事なる店でも好き嫌いの判別が簡単になるだろうし、今後自分がお店を開くことになったとしても、お客さんがどのような要素を好きになるのかを考えて店を作る事ができる。

ただ、なんとなく好き!という感覚もそれはそれで現実から逃避できるので楽しいのだが、やっぱり現実的な目線で物事を落とし込んでおいた方が、将来的には有利である。

理想を見て、それを現実に落とし込み、その現実を紡いで自分の理想を作り上げるのである。

一蘭のラーメンを食べて考えた事はそんな事である。

まぁ、嘘だけど。

とにかく一蘭のラーメンが美味しかった事は確かであるから、どうして美味しかったのかを考察してみようと思う。


一蘭の良さ、その1:麺が細いから食べやすい、味付けもまた然り

一蘭のメニューは非常に少ない。

というか一つしかないよね?確か。

その基本メニューの一つに細かい味付けを注文する事はできるが、基本は一つだけである。

そしてその内容は細麺の豚骨スープである。

王道の内容であり、非常に食べやすい。

細麺だからスープの味が存分に楽しめるし、するすると口の中に運ばれていく。

また食べやすいから、替え玉の注文も即座にしたくなる。

その綺麗な流れがあるから、売上も上がるのだろう。

先程に述べたように、老若男女の誰もが楽しめるラーメンになっているのである。

一蘭の良さ、その2:席が分割されている、のれんで店員さんの顔が見えない

これは女性にとって、非常に有り難い特徴であることは間違いがない。

だって、人目を気にしないでラーメンを食べまくる事ができるのだから。

女性がラーメン!というだけで、一部の人間は忌避してしまう要素になってしまう。

今の時代ならば、そこまで多くの人がそうであるとは思わないけれど、やはり女性のイメージを壊してしまいがちになる事は確かである。

そんな女性の味方が一蘭なのである。

女性に大人気なのも頷けるのである。

席が分割されて、隣の席の様子が見えないから、好き放題にラーメンをすすりまくる事ができるのである。

別にズルズルと音を立てても問題ないのである。

食べる時にラーメンの汁が飛び散ってもお構いなしである。

だって隣からは見えないし、店員さんも「のれん」によって隠蔽されているから、問題ないのである。

自分の家に居る時と同じ気分で、最上のラーメンを食べる事ができるのである。

これが一蘭である。

人気が出るのも当然である。

また、替え玉などの追加注文を行う際も、「紙に注文を丸で囲って、呼び出しボタンで顔の見えない店員さんを呼び出してお願いすれば良い」だけなので、本当に気を遣わなくて良いのである。


一蘭の良さ、その3:デザート、お土産もあるよ!

一蘭の良さはプラスアルファにも存在する。

しょっぱい物を食べた後には無性に甘いものが食べたくなる。

そんな人はきっと多いはずである。

そのための甘いものである。

抹茶杏仁豆腐がデザートとして販売されている。

これは男性女性共に人気があるはずである。

むしろ、これは男性のためにあるのではないか?と思う。

女性がスイーツ!というのは世の中では当たり前の風潮であるが、男性がスイーツというのは、どうにも軟弱なイメージがまとわりついていて、食べづらかったりする。

でも一蘭には魔法の壁がある、魔法のカーテンがある。

男性でも公共の場でスイーツを貪る事ができるのは、素晴らしい特徴の一つだろう。

また、一蘭のラーメンをお土産としてテイクアウトする事ができる。

あの一蘭が自宅でも食せる!という事である。

また、外装もおしゃれであるから、友人にも渡しやすいはずである。

まとめ:一蘭のラーメンは食べやすさ、通いやすさを追求したからこそ人気が出た!

・食べ物そのものの食べやすさ。

・世間体からの食べやすさ。

・お土産やデザートなどの話題としての通いやすさ

という要素があるからこそ一蘭は人気なのだと思われる。

既存のラーメン店のイメージを大きく壊したから、これほどまでに売れたのだろう。

それにより、潜在的な顧客を掘り起こした事が大きいのだろう。

ラーメンを食べたい気持ちはあるけれど、色々な要素が邪魔して実際に行動に移す事ができなかった人が大勢いた、という事である。

一蘭は見事にこの障害を打破したからこそ、人気が出たのである。

欲求があるけれど、様々な壁があるからできない。

そんな需要はまだまだ世の中には存在するのではないだろうか?

一蘭はそんなヒントをくれたように思える。