悪い意味を排除して何かについて考えてみる

「正社員以外にも副業を持とう!」みたいな主張はそこかしこで行われている。

何故か?様々な理由があるだろうが、自己の商売に巻き込みたいという理由がその一つとしてあるだろう。できればカモとして。善意に見せかけてツルハシを売る事を目論む連中は今も昔もいるのだ。

 

とは言え、半分くらいは善意で発言する人もいるし、悪意にまみれた発言であれども絶対に役に立たないとも限らない。意見は意見として分析すると美味しい場合もある。むしろ他人の善意とか悪意とかを事細かに観察して思考するとノイローゼからの人間不信に陥るのであんまりよろしくない。

 

人の心は読めないし、善意だから良い結果を生むとは限らないし、悪意だから悪い結果を生むとも限らないのである。

 

ならば「正社員以外にも副業を持とう!」については、他者を意図を抜きにして、どんな効果があるのかを考えてみるのもいいだろう。

柱はたくさんあった方が安定する

副業を持つことのメリットはきっと色々あるのだろうが、今回挙げたいのは「依存度の低下」である。

依存である。つまりはそれをどれくらい頼るか?の度合いである。

「それがなければ生きていけない!なくなったら即絶命!」というのが依存度100であるならば、「それがそもそも存在しているのに気づかなかった!なくなっても私の人生は1ミリも変わらない!」というのが依存度0である。

で、正社員一本で、その会社がお陀仏してしまったら収入が0と同値になってしまう人間なんかの事を現代では「会社に依存していて危険な人」と呼ばれたりする。

依存される事は相手と状況によっては非常に心地の良いものであるが、その反比例して依存している側の心理状態は非常に不安定だったりする。

考えてみれば当然である。その人にとっては我が生命は風前の灯であるのだから。その人の一挙一投足が気になって仕方がないだろう。できれば依存先が複数ある方が安心である。

なんかそう考えると、俗に言うメンヘラという人間が、物凄い好きアピールをするのにすぐに他の人と関係を持ってしまうのは、依存心の強さとそれに伴って発生する不安を解消するための行為なのかもしれない。

まぁ要するに「一つの存在に依存するよりかは、二つの存在に依存した方が安心だよね!」っていう話だ。

たくさんあると安心!そして繋がりが支えになる

依存先が複数あって、その全てが信頼のおける物であれば自然と依存先の行動を気にする必要はなくなってくる。何故なら、依存先の一つが消失しても、まだ他の依存先があるからだ。

人には少ない物は大切に扱い、多いものは乱雑に扱う傾向がある。これを希少性の法則と呼ぶが、優しい情知とも呼ぶらしい。この国の「湯水のように使う」という表現がそれを示しているのだろう。

そんな訳で信頼できる依存先が複数あるというのは、自分が生存できる可能性が上昇している状態な訳だから安心であり、精神的ストレスを減少させるのである。

よって、結論としてはメンヘラになれ!

ではなく、日々コツコツと信頼できる人間関係を構築して、自分を生かす方法を複数用意しておくのが良い、という話である。

最近本当に思うけど、コミュ力って物凄く大事だと思う。言葉にするとなんか感情が伴っていない棒読み感があるけれど、本当にコミュ力って大事、人と人を繋がる力こそがコミュ力なのだから。繋がらなきゃ商売も何も始まらないからね。