「ちゃんと考えればわかること」って言う人って具体的にどう考えるのか言わないよね

アドバイスに見せかけた侮辱

「ちゃんと考えれば、こんなの簡単に分かるだろ~」と言う侮辱発言ってのは過去を振り返れば結構聞いてきたフレーズだと思う。言われたこともあるし、他人の悪口として聞いたこともあるけど、どの道、そんな発言をした人を好ましいと思ったことはないし、付き合いが長続きしたこともないし、発言者の顔も実際の所、全然覚えていない。どうでもいい存在ということなのだろう。

具体的な正答に至れなかった人に対して、「ちゃんと考えれば」という指摘をするのは、あまり建設的ではない。何故ならその人は「ちゃんと考える」という行為が上手にできなかったからである。

無論、「ちゃんと考える」という行為ができない人物にも能力の欠陥があるのは間違いないけれど、できない人に対して、できない事を指摘しても、できないという事実は何も変わらない。

だから「ちゃんと考えればわかること」と言って他者を侮辱するような人は、ただ純粋に他人を侮辱することが目的であったと判断できる。害でしかない。だから好ましくないし、記憶にも残らないのだろう。

結局は、「ちゃんと」という言葉が連想させる「真面目さ」とか「道徳的」といった言葉が内包する「社会的正義」みたいな物を盾にして他者を攻撃するスタイルなのである。言われる側も不快なだけで何の役に立たない癖に、言われた当人が真面目な性格であるし、自分の人格まで傷つけてしまいかねない。真面目なバカな人間というのは、さらに負のスパイラルを辿ることになってしまうのである。

だから「ちゃんと考えればわかること」なんて言う曖昧なフレーズで他人を侮辱するような人は軽んじるべきであるし、その人の発言も無視をすれば良い。


ちゃんと考えるために必要なこと

まぁ、ここまでは当たり前の話である。

で、その先の話である。

「ちゃんと考えればわかること」が分かるようになるためにはどうすれば良いのか?という話である。自分が通い詰める所で、自分がそのような境遇に陥ってしまった時、どうすれば良いのだろうか?という話だ。

まず、当然の回答として「日頃からちゃんと勉強する」ということだ。これを怠って周囲に迷惑を掛けているのであれば、やはり当人にも非がある。

だが、それだけでは不十分なケースだってある。その場所に特化した知識や経験が必要な状況においては座学の知識では対応できない場合だってあるからだ。

ならばどうするか?それは、「その現場に特化した知識や経験を有する人」に聞くしかないのである。つまりは「ちゃんと考えられて、わかる人」に聞くしかないのである。

あぁ、これもとても当たり前過ぎる回答である。

私は何が言いたいのか?何が言いたいのだろう?
つまりは「ちゃんと考えればわかることって言う人」ではなく「ちゃんと考えられて、わかる人」に頭を垂れろ、という事が言いたいのである。

「何もこちらから話しかけていないのに、偉そうなことを言って、マウントを取って、何も利益を与えない人」というのは偽物であるから、その人の発言をグズグズと気にして落ち込んではいけない、という話である。

「知識と経験があって、具体的にどうすれば分かるようになるのか、できるようになるのかを教えてくれる人」が本物であるから、その人に対して、こちらから話しかけて、向上する努力をしよう、という話である。

偽物に依存しても、偽物以下にしかなれない。本物に依存すれば、多少は本物に近づける。

あなたが所属する現場にあなたの努力だけで対応できず、さらにはその場所に本物が存在しないのであれば、あなたはその場所を離れるべきだ。勝ち筋が存在せず、先が見えないからだ。

結論としては
1.「偽物は完全無視で良い」
2・「できる事なら、自分で改善して成長しよう」
3・「それが無理なら本物に媚びろ」
4・「上記の全部が無理なら諦めて行動か場所を変更しよう」
という事だ。